新型コロナウイルスワクチン接種が少しずつ進んできているようで、桑名薬剤師会より、桑名での集団接種のお手伝いを依頼されました。内容としては、ワクチンの希釈とシリンジ（注射器）への充填です。基本的に予防接種などの現場で活躍されているのは医師や看護師のイメージですが、薬剤師の出番が来たようです。

ただ、薬局で勤務していると、注射剤を扱う機会がほぼありません。先日、桑名薬剤師会にて今回のお手伝いに関する研修（練習）があったので参加してきました。10年以上前に病院で勤務していた時には高カロリー輸液や抗がん剤の調整で経験はあったので、操作自体は大丈夫でしたが、小さいシリンジ、細い針というのが思っていたよりも扱いづらい印象でした。最後に練習用のお土産ももらいました。

ワクチンを無駄にできない、失敗できないというプレッシャーがあり、少し緊張もありますが、しっかり役割を務めたいと思います。

ところで今回は桑名市のお手伝いということですが、東員町からは声がかかっていないのが少し寂しく感じました。医師、看護師で十分足りているということなら問題ないのですが、薬剤師は存在感が少ないのかもしれません。薬剤師も役に立つと思ってもらえるように頑張っていきたいと思います。