前回のブログでお伝えしていましたが、先日、桑名市の新型コロナウイルスの集団接種のお手伝いに行ってきました。
桑名市消防本部にて、薬剤師2名で60名分のワクチンの希釈とシリンジへの充填を行いました。ちょうど人数分の用意でしたので失敗できない、と少し緊張がありましたが、特にも問題なく終わりました。
ファイザー社のコミナティというワクチンは通常のシリンジと針では1バイアルで5回分、専用の特殊なシリンジと針で6回分とれる、ということで、特に6回分の方はギリギリなのでは、と思って心配していたのですが、実際にはどちらもかなり余裕がありました。
実際の操作の注意点としては、薬液を泡立てないようにする、バイアル内を基本陰圧にしておく(過度に陽圧にしない)、という点を押さえておく感じで、注射剤の調整や混注の経験がある方であればすんなり行えるのではないかと思います。今回コミナティに関しては、泡立てないということはとても大事なことなので、注意して行いました。
今のところ、私ももう一度お手伝いに参加予定ですが、今後も依頼があれば協力していきたいと思います。