本日は、水道水の水質検査のために町内のいくつかの学校にお邪魔してきました。
薬剤師の業務の一つに学校薬剤師というものがあり、学校環境衛生(換気、採光、照明など)の維持管理に関して、学校保健安全法施行規則に従って学校環境衛生検査を実施し、指導・助言をしています。
具体的には、水道やプールの水質検査、教室の明るさ検査、ストーブを使っている教室の空気検査などを実施している他、生徒さんを対象にお薬教室、薬物乱用防止教室を行ったりもしています。私が学生だった頃は薬剤師が学校に来ていた印象があまりありませんでしたが、近年はお薬教室をしているからか、学校で検査をしていると生徒さんから「薬剤師さんだ」と言ってもらえることもあります。
今回の水質検査では、以下の検査の他、水回りの設備の環境などを確認しました。
その場で検査する項目と、採水して検査センターに提出して調べてもらう項目があります。
一般細菌などは採水後放置していると増加してしまう可能性もあるので、採水瓶をクーラーボックスに入れるのですが、何校も回っているとどんどん重くなってきます。よいしょ、よいしょ、と心の中で呟きながら、爽やかな笑顔を心がけて挨拶しながら回ってきました。
検査結果次第では、再検査になる場合もあります。細菌などは採水の手技によっては私の手などから瓶に入ってしまう可能性もあるので、注意が必要です。今のところは再検査になったことはありませんが、結果が出るまではいつも少しドキドキします。私のせいで再検査になったらどうしよう・・・と。
今回も問題ありませんように。
~速報が来ました~
私の担当校で大腸菌と一般細菌の項目で異常値は出なかったようです。とりあえず一安心です。