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鼻づまり対処法

モリワキ薬局のアクセス数を見てみると、鼻うがいのサイナスリンス関連のブログを比較的よく見てもらっているようです。私もそうですが、鼻炎で困っている人が多いということでしょうか。今回は鼻炎についてのお話です。

 

サイナスリンス.jpg

 

鼻炎というと、鼻水がダラダラ出てくる「鼻漏」と、鼻が詰まって鼻呼吸がしづらくなる「鼻閉」の症状があります。どちらかだけの場合もあれば、両方の症状が出る場合もあります。

 

サイナスリンスを使用する場合、鼻から塩水を入れ、もう一方の鼻(あるいは口)から出すことになります。鼻水ダラダラの鼻漏の場合は問題ありませんが、鼻づまりの鼻閉が起こっている場合は入れた塩水が鼻から出てきません。無理に出そうと勢いよく容器を押してしまうと、鼻と耳は奥でつながっているため、塩水が耳の方に行ってしまう危険があり注意が必要です。(うまく口から出せれば問題はありません。ちなみに、私の場合は少し上を向きながら使用すると口から出しやすいです。)

 

そこで、一時的にですが、鼻閉を改善させる方法の紹介です。

 

①限界まで息を吐く。

②手で鼻をつまみ、呼吸を止めた状態で、ゆっくり上を向いて5秒、ゆっくり下を向いて5秒、を繰り返す。スタートは上下どちらでも構いません。時間も大体です。

③息を止めておくのが限界になったら手を放して呼吸を再開する。息止めは無理しすぎないように。

 

①⇒②⇒③の順で行ってください。次の瞬間、

 

 

 

なんということでしょう。

 

 

 

鼻が通るようになっているではありませんか。(個人差があります)

 

鼻閉には、アレルギーなどで鼻の血管が拡張し粘膜が腫れあがるのが原因のタイプと、鼻の中にポリープや腫瘍ができるのが原因のタイプがあります。この方法で効果が出るのは基本的には前者です。詳しいメカニズムは分かりませんが、上の動作をすることで、拡張した鼻の血管が一時的に収縮し、腫れが改善するようです。残念ながら効果は一時的ということで、30秒から長くて数分という印象です。これも個人差があると思います。私は鼻閉のときは、サイナスリンスの準備をしておいて、上の動作をし、鼻を通してから鼻うがいをします。

 

鼻漏もですが、鼻閉が続くと結構辛いです。一時的にでも鼻が通ると少しスッキリします。鼻うがいもしておくと、しばらく調子よかったりするのでお勧めです。鼻閉で困っている方は参考にしていただければと思います。

  2020/04/30   moriwaki-ph

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