10月から、モリワキ薬局には薬学部の学生さんが実務実習に来ています。
現在、薬剤師になるためには薬学部に6年間、その後薬剤師国家試験に合格する必要がありますが、5年生のときに、認定実務実習指導薬剤師のもと、調剤薬局と病院でそれぞれ11週間の実習を受けることになっています。私のときは大学も4年間で、実務実習は薬局と病院で合計4週間だったので、実習といっても見ているうちにあっという間に終わったのですが、現在のシステムではしっかりと学べるようになっています。私がルーキーだったときは、それはそれは使い物にならない薬剤師だったと思うのですが、このシステムでは実践も学んだ即戦力の薬剤師が誕生する(はず)です。
調剤薬局では、処方箋調剤、服薬指導のほか、OTC(一般用医薬品)販売、患者さんの健康相談、患者さんのお宅へ訪問してお薬の管理をする在宅業務、学校で環境衛生の検査や講義をする学校薬剤師業務など、色々なことを実際に体験して学んでいってもらいます。普段の業務の中で行うので、通常よりも少し時間がかかってご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご協力よろしくお願いします。