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PayPay(ペイペイ)導入

先日、PayPay(ペイペイ)株式会社さんから、PayPayを導入しないかというご連絡をいただきました。

ペイペイ.jpg

PayPayはスマートフォンのアプリを利用した電子決済サービスです。PayPayのアプリに銀行口座から電子マネーをチャージ、あるいはクレジットカードを登録して使用します。私も実際によく利用しており、便利だと感じていたので、お話をきいてみることにしました。

 

話が逸れますが、病院や薬局で保険診療を受けた場合、金額は全て診療報酬で定められた保険点数で計算され、窓口では実際に計算された金額の一部(0~3割)をお支払いいただき、残りは公的医療保険から支払われます。一部、窓口負担はあるけれども、あとで全額払い戻されるケースもあります。この保険点数は値引きやポイント付与ができないルールとなっています。これについては、診療報酬点数表の通りに計算しないと不正請求となることや、ポイント付与という付加価値で薬局の選択に影響が出ることがよくないとされる、など色々と理由があります。また、窓口3割負担で、あとで全額払い戻しを受けるケースなどでは、値引きあるいはポイント分まる儲けできてしまうという問題もあります。

 

ただし、昨今のキャッシュレスの流れなどもあり、クレジットカードや電子マネーによる支払に伴い生じるポイントの付与は、これらが患者の支払の利便性向上が目的であることに鑑み、やむを得ないものとして認める、という見解が出ています。クレジットカード決済が可能な病院も増えている印象ですね。PayPayもポイント(電子マネーのキャッシュバック?)があるため、この点を確認してみました。

 

PayPay株式会社としては、付与されるポイントは店頭での値引きではなく、PayPayを利用してくれてありがとう、という意味合いでPayPayが付与するもの、という見解で、薬局での処方箋時の支払いでの利用も問題ないということでした。実際に導入している薬局もあるようです。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、モリワキ薬局もPayPayを導入することになりました。レジのハンディターミナルでスマートフォンを読みに行くタイプではなく、お手持ちのスマートフォンでモリワキ薬局のQRコードを読み込んでいただき、自分で金額を入力するタイプとなります。本格的な導入はキットが届いてから、おそらく今週後半~来週あたりではないかと思いますが、店頭で申請していただければ既に利用可能となっています。

 

処方箋は持ってきたけど財布を忘れた、という時でもスマートフォンを持っているケースは多いと思うので、そういった時でも安心というのは強いですね。また、QRコードがあれば外でもお支払いが可能なので、密かに、在宅訪問で利用できればお釣りを持って行かなくてよいので便利なのではと思っています。まあやってみないと分かりませんね。果たしてどうなるでしょうか。

  2020/02/24   moriwaki-ph

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